
この日の公明新聞から、暮らしに関わる2つの話題を、生活の言葉でお届けします。
日本最大の湿原、釧路湿原。国の特別天然記念物タンチョウをはじめ希少な動植物を育む「地域の宝」です。この自然の隣で暮らす人々のために、環境保護にも暮らしの向上にも力を注ぐのが、5期19年、釧路市議を務める公明党の松橋尚文さん(59)です。「ちっとも議員らしくない」と親しまれる、笑顔の輪の中心にいる人です。
近年、湿原の周辺で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開発が急速に進みました。国立公園と市街地の間の区域は自然公園法の規制が及ばず、許可を得ずに開発を進める事業者まで現れました。絶滅危惧種が生息する生態系が脅かされる事態を早く察知した松橋さんは、市議会公明党や道議、地域住民と連携して行政を動かしました。2025年、自然と調和しないメガソーラーを望まない「ノーモア メガソーラー宣言」を実現し、着工に市長の許可を必要とする条例も成立させました。
松橋さんはSNSでの発信も活発です。初当選の翌月からほぼ毎日ブログを更新し、市民からの相談も受けます。老朽化した野球場の和式トイレを改善してほしいという声を議会で取り上げ、洋式へ更新させたことも。「住民の一番近くで働ける分、動けば動くほど地域が良くなる。やりがいがある」と語ります。
熊本地震から、まもなく3週間。避難生活が長引く中、公明党の熊本県議団は17日、木村敬知事に早期復旧・復興の要望書を手渡しました。災害関連死を防ぎ、暮らしの立て直しを進めることを主眼にした内容です。
城下広作団長は、上水道や井戸水が使えない家庭がいまだ多いとして「生活用水の確保を」と要請。壊れた井戸の再建を支える制度を速やかに具体化することや、水道復旧までの代替手段、復旧の見通しを示すよう求めました。あわせて、高齢者施設の安定した運営、在宅や車中泊で避難を続ける高齢者へのきめ細かな支援、被災した子どもの心と体のケアも要望。木村知事は「現場の声をリアルタイムでご教示いただき、ありがたい」と応じました。