
この日の公明新聞から、暮らしに関わる2つの話題を、生活の言葉でお届けします。
障がいのある人が、その人の特性に合った農作業に携わり、働く喜びと社会とのつながりを得る――。「農業」と「福祉」を掛け合わせた「農福連携」という取り組みが、各地に広がっています。この日の1面コラム「北斗七星」が、リンゴの収穫が本格化するこの時期に取り上げました。
筆者が取材した現場では、障がいのある人たちが仲間同士で助け合いながら、リンゴの収穫作業をしていました。リンゴを手にした男性は「収穫の喜びは大きい。やりがいがある」と語ってくれたといいます。この仕組みは、障がいのある人の就労や社会参加につながる一方、農業の担い手不足といった課題の解決にもつながる利点があります。稲作や野菜づくり、ジュースなどの加工品づくりまで、多彩な事例が各地で生まれています。農林水産省によれば、農福連携に取り組む農業法人や障がい者就労施設などは、全国で8949件(2025年度末)に上ります。
コラムは、世間の認知度はまだ低いものの、農福連携は地域共生社会を築く有益な手法の一つだと指摘。「福祉の党」を誇りとし、新出発を切った公明党が、その取り組みの輪を広げる後押しをしていきたいと結んでいます。
3日に就任した公明党の新代表・岡本三成氏(61)は、テレビ討論やユーチューブ番組などでおなじみの、聴衆の心を打つ力強く明快な弁舌が持ち味です。飾らない気さくな人柄で、党支部会にギターを片手に参加し、自ら曲を披露した一面も。皆が笑って団結できるように、どんな時でもユーモアを忘れないのは、共に歩む党員、支持者、議員の仲間に最大限の感謝と敬意を持っているからだといいます。
1965年、佐賀県生まれ。ゴールドマン・サックス証券の元マネージング・ディレクターで、米ケロッグ経営大学院でMBA(経営学修士)を取得した「金融経済の専門家」です。2012年に衆院議員に初当選し、現在6期目。財務副大臣や党政務調査会長などを務めてきました。国会論戦では「対立ではなく対話を」との信念で、緻密な政策立案力と抜群の討論力を発揮。税の優遇で個人の資産づくりを助けるNISA・iDeCoの大幅拡充、子育て予算の拡充による児童手当の支給対象の拡大など、実績の多くは一人一人との対話から生まれたといいます。
岡本氏は「党の最大の財産は、国会議員と地方議員のネットワーク。仲間たちと呼吸を合わせ、新しい党を全力で築いていきたい」と決意を新たにしています。3日の党大会では「公明党は、太陽の党。地域の隅々まで照らし抜き、一人一人を温かく包み込む」と訴えました。