
この日の公明新聞から、暮らしに関わる2つの話題を、生活の言葉でお届けします。
公明党の岡本三成代表が就任して1週間。BSやネットテレビで、主な政策課題について積極的に発信しています。最も力を込めたのが、物価高対策の中身です。
政府は来年4月から、飲食料品の消費税を2年間引き下げる方針ですが、岡本代表は疑問を投げかけます。「消費税減税の目的は物価高対策だ。消費者に直接、恩恵がなければ物価高対策にならない」。コロナ禍で一時的に付加価値税を引き下げた国では、その恩恵の多くは事業者にとどまったといいます。さらに、2年後に税率を上げたり下げたりすれば、事業者に大変な手間がかかるとして、「ものすごく非効率だし、不安もある」と指摘しました。岡本代表が「10兆円で物価高対策をするのであれば何が良いか」を全国を回る中で聞いてきたところ、「ほとんど9割は給付だ」という答えだったといいます。「今、国民が何を期待しているか、もう一度考えて適切な施策を打ってほしい。このままでは政府案に賛成できない」と訴えました。
岡本代表はまた、「経済を良くするというのは手段だ。手段と目的の区別はすごく大切で、国会議員でも地方議員でも、与党でも野党でも、議員の目的は国民の命と生活を守ることだ」と強調。政府がめざすGDP(国内総生産)が1000兆円を達成しても、豊かさの象徴である「1人当たりGDP」が伸びなければ、人々の生活は良くならないとして、「一人一人に恩恵が届く形をつくるのが政治の責任だ」と語りました。
埼玉県春日部市の地下に、“防災地下神殿”とも称される巨大な治水施設があります。首都圏外郭放水路の「調圧水槽」です。116段に及ぶ階段を降りると、ひんやりした空気と神聖な雰囲気に包まれます。地底22メートルに広がる空間はサッカー場2面分。高さ18メートル、重さ500トンの巨柱が59本もそびえ立ちます。
この施設は、大雨の際、周辺の河川からの流入水の勢いを弱め、江戸川へ安全に排出する重要な役割を担っています。ゲリラ豪雨や線状降水帯などの大雨が多発する今、地下のとりでとして、きょうも人々の命と暮らしを守り続けています。