
この日の公明新聞から、暮らしに関わる3つの話題を、生活の言葉でお届けします。
ネットでは、とげとげしい言葉や極端な意見が目立ちます。公明党の岡本三成代表は2日夜、群馬県高崎市で開かれた党群馬県本部の大会で、インターネットなどで極端な言説が飛び交う今の政治状況に触れ、「とげとげしい言葉は耳に残るが、それはマイノリティー(少数派)の声だ」と指摘しました。
岡本代表が強調したのは、今の社会には、日々の生活や仕事に追われて、政治に対する不満の声を発することも難しい人が数多くいるということです。「多くの国民の声は、サイレント・マジョリティー(静かな大衆)の中にある。公明党の強みの一つである『小さな声を聴く力』は、声なき人の思いをもくみ取る力だ」と力説。そうした活動を積み重ねることで「多くの国民に『私が望んでいるのはそういうことだ』と言っていただけるような政策を作る党になろう」と呼び掛けました。来年4月の統一地方選挙については「絶対に負けられない。協力し、団結し、守り合って一人残らず勝とう」と述べ、「団結第一」こそ勝利の鉄則だとして、全員当選に向けた決意を語りました。
熊本地震で被災した病院が、懸命に地域医療を守っています。公明党の秋野公造参院議員が2日、宇城市にある国立病院機構・熊本南病院を訪れ、被災地域における医療提供体制の維持について、高橋毅院長らと意見を交わしました。城下広作県議、河野正明宇城市議が同行しました。
この病院は、神経難病や呼吸器の病気を抱える患者のためのセーフティーネット(安全網)の役割を担っていますが、地震で建物が大きく損傷しました。入院患者は他の病院へ転院し、倒壊の恐れがあることから、今も休診が続いています。高橋院長らは、病院が機能を停止しているため、近隣の病院のスペースを借りて医師や看護師を派遣し、通院していた患者への診療を続けている現状を説明しました。秋野氏は「近隣病院も含め、医療機能を維持するための支援に全力を尽くす」と述べました。
かつてハンセン病にかかった人たちは、法律によって社会から隔離され、長く差別にさらされてきました。公明党の竹谷とし子代表代行らが2日、沖縄県宮古島市の国立療養所「宮古南静園」を訪れ、園の自治会運営委員会の方々と意見を交わしました。
入所者は25人、平均年齢は91.6歳。高齢化で、入所者だけで自治会を運営するのが厳しくなっているといいます。自治会の関係者は「医療や介護の環境存続をはじめ、人権啓発の場として施設の歴史的建造物を残していけるよう国に働き掛けてほしい」と訴えました。一行は納骨堂に献花し、差別による隔離を続けてきた歴史と、戦時中の空襲で壊滅的な被害を受けたことを伝えるハンセン病歴史資料館も視察。松原園長は、入所者の終生の在園を保障し、退所者についても医療や福祉の支援を続けていかねばならないと強調しました。竹谷代表代行は「貴重な生の声を聴くことができた。公明党として、ハンセン病患者に対する人権侵害と戦禍の歴史を刻む療養所の存続を後押ししていく」と語りました。